違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

「心」はどこにある?

「心」はどこにあるか?
 
「心」が存在してるのはどこかという意味だ。
 
10年位前に読んだ本に書いてあった話だ。
 
〜〜こんな内容だったと思う〜〜
 
心はどこにあるのだろうと疑問を持つ職業がある。
 
経験を積んだ優秀な解剖医だ。
 
多くの医者は、自分の専門科目を持っている。
 
つまり、人間の体の一部分の専門家で全体の専門家ではない。
 
そんな医者の中で、数少ない人間全体に精通する必要があるのが、解剖医だ。
 
解剖医の特徴は、死体を扱うことだ。
 
解剖することで、死の直前を探り出し死因を見つけるのだ。
 
経験を積んだ優秀な解剖医は、各臓器がどんな役割りを果たしているのか、骨や血管や神経などが臓器や筋肉と繋がり複雑な機能を実現していることがわかり、人間の体の出来の良さに改めて驚くらしい。
 
そして気づくのが、「心はどこにあるのだろう?」らしい。
 
医者じゃなければ脳か心臓と答えるところだろうが、そのどちらにも心の機能は無いことは経験を積んだ優秀な医者であればわかるそうだ。
 
正解は不明。仮説の段階。
 
 
好きなことをして、気持ち良いと心が感じてるような状態を考えると、そして脳には心がないとすると、心は体だろう。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
と言うような事が書いてあった。
 
この話は気になっていたので時々検索してたが、引っかかる
 
のは読む気にならない難しそうな話しばかりだったので、
 
なんとなく忘れてしまっていた。
 
 
そして見つけたのが下の記事。
 
これって、心のことだとピンときた。
 
 

入山(早稲田大学ビジネススクール准教授)

そうですね、チクセントミハイ教授の提示されているフロー理論は、
人の創造性や幸福感と、「フロー状態」とは密接に結びついていると
いうものだったわけですが、ではどういう時にフロー状態になるかと
いうと、自分が幸せだと感じる心の変化よりも、身体的な変化が先に
来る、というのは本当に興味深かったなあ。
 
佐宗(米デザインスクールの留学記ブログ
  「D school留学記~デザインとビジネスの交差点」著者
 
チクセントミハイ教授が話されていたピアニストの実験の例ですよね。
「あるフレーズを即興で演奏しなければならない時」と、
「同じフレーズをただ繰り返すだけの時」とでは、
脳の背外側前頭前皮質の活性度が異なるとか。
あと、フロー状態だとピアニスト本人が無意識のうちに、
顔の下の筋肉が笑うように動いているとか、
私もとても面白かったです。
 
入山
 
フロー状態と個人の幸福感の関係は、
脳科学でも、身体生理学としても明らかということでしたね。
ただそこに時間差があって、
フロー状態にある時は脳がそこに集中しているので幸福感まで感じられない。
先に喜ぶのは体の方で、フローが終わった後で「体が喜んでいた」ことが
脳にフィードバックされて幸せを感じる。
そこまでが、すでに科学的に測定されていたのは驚きでした。

 

 
 
 
心が喜ぶことと出会えるかは、すごく大切そうだ。
 
逆に心が嫌がることするのは最悪そうだ。
 
我慢と称して心が嫌がることをしてる人はどうすべきか?
 
答えは1つだ。
 
 
 
うつ病の増加など心の病気が、現代社会の特徴である。
 
心に影響することの1つで、あまり重要視されてなさそうなのが食事だ。
 
最近の男を称して草食男子とか言うが、そもそも草食べてる?
 
むしろ草不足なんじゃないか?
 
 
 
 
 
仕事にしろ、趣味にしろ、
 

 

 

どうせ何かやるんだったら、
 
心が喜ぶことを基準にする方が正解かも。
 
 
追記
 
これも心のことかな。